入学式
1975年8月29日(金曜日)夏の釧路、日赤病院のカレーは腐っていた。
本来立ち上がる月齢に立つ気配がないのを心配され小児科受診。
脚力がよわい子は握力もよわいと林檎を握らされ放り投げ「こわがってるだけですね」と診断されほどなくして立つ。
離婚した父から贈られた補助輪付自転車を泣いて拒絶し未だ自転車に乗れず
保育園に人がたくさんいるのでたくさん泣く。
誕生日カードに泣き虫を直しましょうと書かれる。
A君に毎日噛まれ噛み返す。
A君のプラスチックの黄色いそりを嬉しそうに引っ張るのを目撃される。
祖母がつくったワンピースちょう気に入りそればかり着る。祖母が好き。
ぐずって祖父に沢から突き落とされそうになる。祖父が好き。
祖父が死ぬ直前、手を差し出されたがこわくて握ることができず、以後手を握ることに意識が集中し過ぎる。
飼い犬(白い雑種)を散歩させてたら鎖を離してしまい、咄嗟に口笛を吹こうとしたら口腔笛になり低い音が出続ける。
沢の湿地にしゃがむ。(他者の概念がない)
小学校入学直前どうにかなってしまうと思う。(死の概念があったら死)
妹が2歳になるまで暮らす。
小学校楽しすぎて毎日一番に登校する。
英語塾の先生の子が「ともこちゃんがいじめられてる」と先生に報告。
保護者会の話題になり母に指摘されるが「いじめられてないよ~」と答える。
パンダの夢ばかりみる。
背の小さい女の子と喧嘩したらわたしだけ怒られ背が小さくなりたいと願い小4くらいで背が止まり願い事は全て叶うと実感する。
授業参観で算数の問題に一人だけ正解し快感を覚える。付属小学校編入で母の友だちが減る。
その友だちだった人の子に布団の中で弄られる。快感はない。
付属小学校ではじめて焼きたてのバターロールを食べおかわりをする。
勉強できない女の子にしつっこくされ、いじめられてることに気づき教育実習の先生に相談。
追っかけっこしてた男の子が抱きついてくる。
母がレコードを全て捨て釧路から札幌へ。猫も犬も捨てられ無力だと泣く。
訛っているのでいじめられる。ペンギンのぬいぐるみが好きな女の子と友だちになる。
隣に住む兄妹がセキセイインコを触り続ける。その母からレディコミを貰う。
スキー一式が重くてゴンドラに乗る前に貧血で倒れる。
サイコーなマンションに引越しマンション内の子どもたちと毎日遊びサイコーな日々。
A君と隣の席になりいきなりぶん殴られ「お前は歯向かってこないんだな」
と言われ授業中ずっとおしゃべりをする。
先生がわざとあてても授業もちゃんと聞いているので無敵なぼくら。
A君よりいい点を取ったわたしを眩しそうに見るA君。
団地に当選し引越すとき泣く。
団地の小学校の治安悪くてめちゃくちゃいじめられて学校を休む。
クラスメイトの母が恋人に殺される。
人をじっと見る癖にいじめのリーダーが気づき、体育の時間中監視。
いじめのリーダーがいじめられ味方をしたら一緒の大学に行こうと言われいいよ、と答えるがその子のことが嫌い。
中学校新設校治安よすぎサイコー。演劇部に入部。はじまる。
演劇部の子とたまのコピーとオリジナル曲をやるバンドを組んで学校祭の中庭で演奏する。
紙に字を書き絵を描き演劇部の顧問にコピーをして貰い配る。
演劇部の顧問にひいきしてもらい機関誌に小説とイラストがでんと載る。

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高校いきなり体育館でストッキングが白っぽすぎると言われ体育館で校歌と君が代覚えるまで帰れない。
中くらいの成績だけど大学入学したい人が集まってて、朝早く課題やんなきゃいけないし課題やんなきゃいけないし勉強嫌い。
成績落ちて成績悪い人の扱いを受けてテスト中しんだふりをしたり休んだりする。
休んで現代文の再テストで完璧な正解を出しカンニングを疑われる。
月刊ガロを読む。山田花子がリアルタイムに亡くなる。
9月に自室のベッドでかるめの剤をワンシート飲むが家族にほうっておかれ、高校に行くほうがましなので行く。
センター試験を受験しないと言ったら母が号泣。
夜間大学に合格とともに祖母の認知症由来の妄想が始まり、留守電と合鍵による部屋の物の位置の変化等で鬱が悪化し精神科受診。
日清パワーステーションで鈴木慶一さんの靴をそっと触る。
3年まで通い休学し退学。コールセンターでバイトする。小学校からの愛猫がしぬ。
劇団を見つけ「天才です」を連呼し団員になる。
舞台袖で見る舞台が時折照明より発光し確信する。畳の上で蛍光灯を眺めながら静かにする。
カーブを曲がったら海が見えて砂の上でお寿司と練乳いちごを食す。
喧嘩して退団。地元に何もなくなり残金900円位なので生活保護受給。
女の子の家に転がり込み上京するがバイト続かず身体の関係ない童貞男子のヒモになる。
男子が男子の部屋から出て行ったので生活保護受給。
副作用で汗をかいた男の子と渋谷円山町の赤いホテルでする。すてきなレコードを教えてもらう。
ふかい」を書く。「あまこえにと」を書く。
オリオンのミニコーラ好きの男の子含む4人(詩人詩人ミュージシャンマスイジュウ)で毎日がNSCとレコーディング。
がんばってイラストを書き
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携帯ゲーム会社に入社するが働き方が解らず5分の作業に3時間以上かかるようになり退社。
精神障害者保健福祉手帳があると失業保険が1年貰えてサイコー。「ともちゃん9さい」になる。
311。
友だちが亡くなる。コールセンターで影でフジロックと呼ばれる。
オーバードーズで入院中の真夜中、許可され手に取ったiPhoneの中で祖母が亡くなる
ミニコーラ君と別離。すこし崩壊する。
LOW HIGH WHO?の事務所に行く。CDを出したいですと言い、あっさりいいよと言われ驚く。
泥酔し、とろサーモン久保田さんにクソリプをするが丁寧なリプがあり、ますますとろサーモンが好きになる。
Motif君のMV撮影の日、paranelさんに「世界の果て、はて、ハテ。」ってCDをつくろうと言われ驚いて嬉しい。
3月位からはじまる。1曲目「世界の果て、はて、ハテ。」を書く。
滑舌でレコーディングが進まなかった日、人生相談があり、お酒をやめ薬を減らす。
「あまこえにと」撮影。子どものころ喘息で1000メートル以上走ったことなかったわたしがはじめて1000メートル以上走る。
はじまる。

ともちゃん9さいと言います。LOW HIGH WHO?アスペルガー症候群双極性障害診断済。精神障害者保健福祉手帳3級。生活保護受給中43歳

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私はロイヤルブルーのセーラー服を着ていて先生はうすちゃいろのコーデュロイのネクタイをしている。
芝生にピントを合わせないまま白髪を西日のベンチで暮れるまでながめたい。
私たちは恋人でなくずっとこれからも何もないので白髪の金をみつけることはない。
伏し目がちに話す声を、目を閉じてずっと聞いていたい。目を合わせたくないけどすべてを感じていたい。先生は2年生を受け持っていて、3年生の私は授業を受けたことがない。
先生の現代文の音読が聞きたかった。演劇部の後輩と3人で準備室で話した。
眠れない女の子が黒い羊に手が届かないという脚本を書いて演出して学校祭の体育館でバスケ部とバレー部を配分する緑色の網はちゃんと結わえられた状態で公演した。私は才能がなくて引用が多すぎて絶望していた。先生はそんな公演を褒めてくれた。嘘だと思った。大抵のことがそうであるみたいにそれは嘘だと思った。
「全然よくないんです」って泣いてしまっても先生は何度も何度もよかったと言ってくれた。

職員室前の緑色の公衆電話の受話器を落とす。廊下が中庭の光で透明みたいに見える。イヤホンをして緑道を歩いて風が強くてバスに乗る。

不可思議/wonderboyくんに初めて会ったのはモリマサ公が西荻窪で開いたイベントでのオープンマイクだった。猫道くんとも三角みづ紀さんとも初対面だった。
猫道くんの紹介でワンダーくんからメールがきて、
コンピレーションアルバム「言葉がなければ可能性はない」に参加することになった。
 
レコーディングは2009年6月。ワンダーくんの実家で行うことになり、当日は1時間くらい西武新宿線に乗って、茶畑の街に向かった。くもっていた。
降りたらワンダーくんがにこにこ笑って立っていて、ちゃんと話すのはじめてなのにぜんぜん緊張しなかった。横断歩道がなくて、車の人に手で合図して車を止めて、道路を渡った。

ワンダーくんの部屋に入ったら、村上春樹がたくさんあった。
わたしは当時録音環境がなくて、こんな機会めったにないので4曲録ってもらってそこからワンダーくんに収録曲を選んでもらうことにした。だいたい一発録りだったのでそんなにかからなかった。
「世界征服やめた」のデモを聴かせてもらった。
終わってダイニングテーブルで、美味しいサンドイッチをごちそうになった。
ワンダーくんには「ねこ」と呼ばれていて、ご家族には「チロル」と呼ばれているねこがかわいかった。
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トイレには日本地図が貼ってあった。家族写真がたくさん飾ってあった。帰り、駅まで送ってくれて、一人暮らしがしたいんですよーーーとか話してた。

猫道くんのイベントで、サラリーマンのスーツを着たワンダーくんが、カウンターの一番奥でビールを飲んでいた。

「満足せよ」という主に詩人がふたりでコラボするイベントを当時、守山ダダマさんが主催していて、ワンダーくんと共演することになった。きっかけはワンダーくんに「銀河鉄道の夜」をとても好きだと伝えて、ともちゃんに女の子のパートをリーディングしてもらいたいなんて話をミクシィでしていたこと。それをダダマさんに伝えていたことだ。
そして、わたしが「タイム」という詩を中二と言われることを(9さいだが…)おそれながらミクシィに投稿したら、ワンダーくんが真っ先に褒めてくれたことだ。
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実家も201号室だしね、と言っていた。

初めての打ち合わせのときはワンダーくんが書き溜めた大学ノートを渡され、ともちゃんにそのままあげてもいいとか言われて、そんな大切なもの自分で持ってて的なやりとりをした記憶が…

ダサいラップのわたしパートのリリックはワンダーくんがわたしの道産子ぶりをリサーチして書いてくれたもの。
「先生、あのね」はわたしが最初リミックスしたものがあまりにも短くて、ワンダーくんがふくらまして、わたしが読む振り分けをしたもの。
「タイム」はワンダーくんがリミックスした短編小説みたいに仕上げてくれたものをわたしが読む振り分けをしてリズムを出したもの。
「銀河鉄道の夜」はわたしもラップを練習していたがそれがいまいち笑だったのもあり、ポエトリーリーディングになった。わたしがリーディングしているところで流れているピアノの曲は新宿でスタジオに入ったあと、二人でタワレコに寄ってワンダーくんが買った「空気人形」のサントラ。

ワンダーくんは緊張?とかに弱くて、前日めちゃくちゃ体調を崩して、出られないかもという連絡がきて、一人で出演する覚悟もしていたんだけど、当日ちゃんと二人でスタジオに入って万全に臨むことができた。
ライブは当時、ポエトリーリーディングでのライブがちょっと怖くて(音楽ユニットでソプラノリコーダーを吹いたりはしていた)ライブほとんどしてなかったわたしの固定観念が吹っ飛ぶくらい、演劇をやっていたあの舞台が発光する瞬間を思い出すくらい、楽しかった。

模索舎でのイシダユーリちゃんとのライブがものすごくすばらしく、終わったあとワンダーくんもユーリちゃんも帰ったのに、初対面に近いみなさんとカラオケに行った。
だいすきな「ハナミズキ」を歌ったらとても褒めてくれた人、たぶん藤本九六介さんなんだけど、ご本人に確認していないなそういえば。


3.11が起こった。

さいごにワンダーくんに会ったのはベンズカフェで、わたしが眉毛の整え方に悩みすぎてへんな形にしてたら「どうしたの?!」と言われた。
そのとき6月24日のグレープフルーツムーンでのライブに、ぬくみりゑちゃんとのコンビ「腐乱ちゃんと恨乱ちゃん」

で出ないかとふんわり誘ってもらったけど、恨乱ちゃんことぬくみりゑちゃんが子を授かったばかりで安定期に入る前だったのでおことわりした。


さいごのやりとりはメールだった。 
『ともちゃん、新曲で、ともちゃんの「手の中の液晶を信じて」 ってフレーズを使わせて欲しいんだけどいいかな?(>_<)』
って来て 
『いいよー てか光栄ですばい』 
って返した。



汗だくのまま、夏の喪服の試着をした。西武新宿線に乗った。ぬくみちゃんと途中の駅で合流した。
お通夜は妹さんの提案でずっとワンダーくんのMVとライブ映像がずっと流れていて、さいごに、顔をみるのを待っているとき「ポエトリーリーディングは鳴り止まないっ」が流れて言葉が濁流みたいで頭の中ぎゅうぎゅうになってそれからずっとおかしいんじゃないかってくらい泣いた。
ぬくみちゃんとずっと黙って寿司を食べた。

今回アルバム出るの真っ先に本気で喜んで、めっちゃ聴き込んでくれる人。
亡くなってしまうとおしゃべりができないことだけ、かなしい。
けどつながってる感じはずっとしてるんだよなあ。

ともちゃん9さいファーストアルバム、「世界の、果て、はて、ハテ。」9月19日発売。
ティーザー公開です!

まずはこの多幸感をみてください!

そしてオフィシャルサイトが完成しましたよ!
http://www.lowhighwho.com/9sai/

LHWCD-0052 - ともちゃん9さい - 世界の果て、はて、ハテ。
発売日 : 9/19
価格 : 税抜2,000円(税込2,160円)

鬱屈した現実をファンタジーに変えた「ともちゃん9さい」のデビュー作
ポエトリーリーディングのレーベルとして唯一のブランドを誇るLOW HIGH WHO?の
詩人の新たな作品は「とある女の子の小さな部屋で生まれた小さな妄想」だ。
様々な死生観を持って問いかける彼女のスポークンワードは必聴。
ともちゃん9さい、14年の活動を経て、ついにファーストアルバムを完成。
メインプロデューサーには藤本九六介(ex : Paranel)。南米エレクトロニカの強い影響を受けて
透明度の高いトラックから、ギターポップ、ともちゃん自身がスマホで作ったTrackなど
多角的なサウンドから新しいポエトリーリーディングの時代を感じさせる。
2009年、不可思議/wonderboyの宅で録音した「朗読・ともちゃんのファンタジー」
彼と共にセッションしたライブ曲「タイム」の音源化など。聞き所満載の12曲を収録。

Track list

01 世界の果て、はて、ハテ。 (Prod. 藤本九六介)
02 ふかい  (Prod.藤本九六介)
03 あまこえにと (Prod.span)
04 ともちゃんのファンタジー (朗読)
05 loveletter (Prod.橋爪)
06 汀 - みぎわ - (Prod.ともちゃん9さい)
07 「タイム」with 木村聡太 (Prod. DJ6月)
08 「タイム」with 不可思議/wonderboy (Prod. 藤本九六介)
09 すてきなピアノ (Prod.ともちゃん9さい)
10 ちがあか (Prod.span)
11 背黄青鸚哥 with ぬくみりゑ (Prod.藤本九六介)
12 kirisame (Prod.ともちゃん9さい)


 
プロフィール
北海道出身の女性詩人。演劇や映像など多様性の表現を培う中で独特な歌唱法を身につけ
魅力的なリーディングパフォーマンスをする。
2009年に不可思議/wonderboy監修コンピレーション「言葉がなければ可能性はない」に2曲参加。
以降、観音クリエイションのアルバム「心白」に「ぼくは自転車に乗れない。」客演参加。
ポエトリーリーディングの活動歴は14年と積み重ね
ライフスタイルと密接にある彼女の言葉はとても強く存在する。

---
気持ちがあふれて汗をかきながら、これからである。

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POETRY FES
"SPOKEN WORD BOY 2018"
不可思議/wonderboyが描いた詩と音楽のイベントが今年の七夕に開催。
願いが届きますように。とても特別な一日になりますように。
http://www.lowhighwho.com/poetryfes/

場所 : Time Out Cafe (恵比寿リキッド内2F)  : http://www.timeoutcafe.jp/
日時 : 2018年7月7日 / START : 18:30 ~22:30
TIcket : 1500円+2ドリンク代
前売 : 1000円+2ドリンク代 
予約フォーム : http://lowhighwho.com/contact/ 
※ 題名にポエトリーフェスと明記の上メールフォームにて送信ください。
 
出演者 : 
totoとGOMESS
狐火
Jinmenusagi
KMC
1010 from MGF
観音クリエイション
susabi
ともちゃん9さい
マサキオンザマイク
不可思議/wonderboy(ライブ映像上映を予定)
 
 ※ 当日は短冊と笹を用意し、お客様に願いを書いて頂き、笹の葉に飾ります。

去年は6分朗読しましたが、今年は20分朗読します!うれしい、緊張する、うれしい!
予約は上の予約フォームのリンクからか、わたしに直接リプやDM等でもオッケーです。
ポエトリーフェスの短冊に願い事を書くと叶うといううわさがあって、わたしも去年書いたことが今年かないつつあるので、おすすめです。

そして、野中うみくん撮影のあたらしいアー写と、藤本九六介氏音楽のあたらしい「ふかい」が公開になりましたーーー!
アー写レタッチ済み



これからのともちゃん9さいの活動をたのしみにしていてーーー

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この前、すぱんくんのお別れ会をぬくみげっきー宅でしました。ミキさんも呼んだら、すぱんくんにサプライズ朗読をしようってなって、当日読んだ詩、というかわたしとすぱんくんが共有する思い出を再生する頭だしの言葉をならべたものです。

「すぱん」

オリオンのミニコーラ
カシスオレンジ
GOING STEADY解散
銀杏BOYZ結成
ピクシーズのTシャツ
暖炉の木のギター
くるりのばらの花のハモり
パルミジャーノ・レッジャーノでつくるカルボナーラ
チルドの前で偶然同じ服を2回着てのび太と呼ばれる
マスイとひろこ
土鍋ごはん
馬場くんと3人で代々木公園を歩いた
新宿ではじめてミキさんと二人で飲んだとき、話すことがなくなって沈黙になった話
木造のアパートの2階でミキさんバンドの練習をした
サックスの太郎さんもふつうに音出ししてた、今思えばみんな若かった
ことりって音がしたの
マスイの家で鍋したとき、ぐっさんの服の袖にガスの火が移って表面だけ青く燃えてすぐ消えた
友だちのミクシィ日記にヤモリを捕まえて飼ってることが書いてあるのをすぱんに言ったら直後に窓にいたヤモリを捕まえて飼い始めた、それがタモリ(メス)
すいアパートに引越したら家の中にヤモリがいて飼いはじめたのがすいちゃん(オス)
どっちも蚕糸の森公園の大きい木の下に埋めてもう地球になった
かまってちゃんのピアキャスを毎日観てた
中野に行く道
盧廣仲のOH YEAH !!!
マルルンマンチョコ
銀河鉄道の夜
Animal CollectiveのFireworks
ニャイのあれやってくれ
サマソニのweezerで泣く
フジロック
ボカロ
初音ミクは思ったより色がうすかった
中野サンプラザのオザケンのチケットを足で手に入れた
スパイクジョーンズとミシェルゴンドリー
オーケーに行く道
神谷バーの2階
澤神キャベツ
うちの実家を引き払うのを手伝ってくれた
ばあちゃんのお葬式のときついてきてくれた
熱海の夜の海の前でエイリアンズを熱唱した

家族のもとであまりなじめなかったわたしは
札幌にもあまりなじめないなあと思い、上京して
はじめてなじめるなあと思った人です
最初喧嘩したけど
ともちゃん9さいをつくったのはすぱんではないかなあと思うときがあります
同様にひらがなの「すぱん」をつくったのはわたしなのかもしれないと思った

これからもよろしく
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写真 12-02-27 19 43 26

追記
ミキさんバンド



どこにだっていけることに
気づいてしまった

どこにだっていけるんだよ
今すぐに

「きみどり」  

はじめてふれたとき
風がふいて
おでこぜんかいで
はずかしくない
つなぐわけじゃなくて
すきにあるくけど
距離はたもつ

ずっとこれからもいろんな気持ち
あふれたくない
泣きたくない
くるしい
ねむれない
育てられた環境に左右されずに
ほほさわれる距離に
近づきたい

きみを愛しつづけられるという
根拠のないエネルギーの移動

うつくしいとおもうこと教えて
その今に抱きしめたいよ
きずつくかも
しにはしない

みんなの人も
ひとりだけをみたい
みんなの人も
おうちに帰って
電気で温度を変えるが
体温であたためた布にくるまらないと
おなか冷える

誰のせいじゃなく
かなしい
誰かのせいを
わたしにして、明日あえる

つよくないよわくないかたち
きみとわたし
中は流動

まざりあいたいに愛
きみどりにきみ

その今に
わたしの目だけみて
独自の方法で
きみを
ちゃんとみて
そらしてもちゃんとみて

まつげのかげ
はじめてのくちづけ


舞台「ラブレター 〜さよならきみどりちゃん〜」より

初出:写真詩集「さよならきみどりちゃん」

詩・朗読・映像:ともちゃん9さい
録音:スパン
舞台ラブレターに関わった、観てくれた、気にかけてくれたみんなに感謝です。

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